神戸市西区 高圧洗浄機で排水つまりや悪臭・異臭の原因を排水管内から粉砕剥離して完全洗浄

【依頼内容】5日ほど前から台所で排水詰まりの兆候が出ており、排水の流れが悪く感じる様になりました。シンクに溜まった水がなかなかなくならない状態でしたので、詰まりを解消するパイプ洗浄剤を何度かシンクの排水口から流し込んで様子をみていました。今は完全に詰まった状態で、朝から全然シンクの中の水が引いていない状態です。

結局、お店で買って来て排水口から流し込んでいたパイプ洗浄剤の効果は、ほとんどなかった様に思えます。もう手に負えない状態になったため、ネットで台所の排水詰まりをすぐに直しに来てくれそうな水道屋さんを探して来てもらうことになりました。

【作業内容】シンクの中を拝見しましたが、水の通り道もまったくないくらいに完全に詰まっている状態でした。流し台の収納を開けて中を点検してみましたが、蛇腹ホースタイプの排水設備でした。蛇腹ホースの場合は、床から出ている排水管に差し込んでいるだけなのが一般的ですが、シンクの中に水が溜まっている状態なのに床下から水が漏れていないので不思議に思いました。

その謎は蛇腹ホースと排水管の接続部を見て納得しました。接続部の周りが粘土のようなもので隙間ができないようにしっかりと覆われていました。お客様に確認してみると、虫が排水管の中から家の中に入ってくると思ったので、ご自分でやったと言っておられました。結果的に排水詰まりで床に水漏れするのも防げたので良かったと思います。

この部分は今取り除いてしまうと排水が溢れてきますので、そのままの状態にして屋外の排水マスを確認するために家の外に出ました。台所から一番目の排水マスの中を点検してみましたが、汚れや油カスの付着などの異常がありませんでした。この結果、シンクの排水口から台所から一番目の排水マスの間の排水管のどこかで詰まりが起きていることが分かりました。

詰まっている箇所を探るために最初は排水マスからワイヤーを入れてみましたが、排水管の曲がり角と思える箇所に当ってしまい奥にワイヤーを進めて行くことができませんでした。シンクの排水口側からもワイヤーを入れてみましたが、コチラも排水管の曲がり角と思えるところに当って先に進ませることができませんでした。これは排水管の曲がり角が隣接しているため、ワイヤーで詰まりを貫通させることができないと思いました。

最後の手段として高圧洗浄機を使うことにしました。高圧洗浄機であれば、進行方向とは逆方向に水を噴射しながら、その勢いで奥へ奥へと進んで行けますので、曲がり角が多くても奥へ奥へ進みながら、排水管の中の汚れを掻き出すことができます。

高圧洗浄機を使用することで、詰まりが解消して一気に詰まっていた排水が流れで出てきましたが、シンクの下までしっかりと排水管の中を高圧洗浄機できれいに洗浄しました。

【パイプ洗浄剤】詰まりの症状が出始めてからパイプ洗浄剤を使うと、排水管の手前の汚れや油カスが取れて奥の方へ移動し、奥の方で蓄積して詰まりが悪化して完全に詰まってしまう場合があります。そのため、パイプ洗浄剤は排水管の中がきれいな時から定期的に使うことがポイントです。

水を使用していない時は排水管の中が乾燥しますので、水気がなくなって付着した部分は、排水管の内壁にさらにこびり付きます。そして次の汚れや油カスが付着して、乾燥することの繰り返しで、年輪のように汚れや油カスが成長します。そしてだんだん渋滞が起きて最終的には排水管の中を完全に塞いでしまいます。

台所の排水管の中の汚れは主に油カスが主体ですので、高圧洗浄機を使った詰まり解消方法が一番効果的で、詰まりがすぐに再発する危険性がなくなります。

【依頼内容】男性用と女性用のトイレが店内にひとつずつあります。女性用のトイレが詰まってしまい、先程から男性用のトイレを男女共用で使っています。しかし、今日は店内が混んでおりトイレを使用するお客様も多く、トイレ待ちをしているお客様も出てしまい迷惑を掛けてしまっていました。

店に常備しているラバーカップで詰まりを解消しようとしましたが、いくらやっても詰まりが解消できないため、すぐにトイレ詰まりを修理してくれる専門業者さんをネットで探して来ていただきました。

【作業内容】店内は非常に混んでおり、到着した時にも3名のお客様がトイレ待ちをしていました。ビル内にある店舗ですので便器内で詰まりが起きている可能性が高いので、お店のスタッフ様にトイレ詰まりを解消するまでの作業の内容について説明しました。

内容としては異物混入でなければ、ローポンプ作業ですぐに詰まりを直せますが、便器の中に異物が詰まっている場合は、便器を取り外しますので多少時間がかかることをお伝えしました。

トイレットペーパーや排泄物での詰まりであれば、ローポンプで詰まりを解消できますので、最初にローポンプで圧力を掛けてみましたが、何回試みても詰まりを解消することはできませんでした。

ローポンプ作業中の手応えで異物混入の可能性が高まりましたので、便器の取り外し作業に取り掛かりました。トイレ待ちのお客様が数名いらっしゃいましたので早く修理を終わらせようと思い、いつもより手早く作業を行って便器を取り外したところ、便器の中には何もありませんでしたが、便器と排水管をつなぐ土台の部分にビニール袋と白い塊がありました。正体は使い捨てのお手拭きで、3つ分くらいが詰まりの原因になっていました。

多分、柔らかいものなのでお客様がトイレに流してしまったと思えますが、紙製のお手拭きは水に溶けませんので、トイレに流せば詰まりの原因になってしまいます。お手拭きを包んでいたビニール袋も一緒に流されていましたので、詰まりの原因になるのは尚更です。

【お店のトイレ詰まり】トイレに流してよいのはトイレットペーパーと排泄物のみですが、お店のトイレは不特定多数の人が使用しますので、様々な原因でトイレ詰まりが起きますが、異物を流したことが原因のトイレ詰まりは非常に多いです。

自分の家ではないから・・・、と思って異物を流してしまうのかも知れませんが、トイレ詰まりの原因になってしまいます。お店側も予防策に苦慮することですが、トイレはプライベートな空間ですので、お客様のマナーにおまかせするしかないのが実情のようです。